「シンソウ坂上」でクイーンについてやっていたけど、途中からしか観られなくて、録画予約は「科捜研の女」の最終回にしたので、途中からでもいいと思って観ていた。「SONGS」よりはよかったかな?ゲストが森公美子さんと世良公則さんだったから、理解している人たちだと感じた。森さんが「詞と音楽がよかったから、受け入れられた。」みたいなことをいってらして、そのとおりだと思った。クイーンの歌の歌詞の世界は不思議なんだけど、なぜか、心に響く。文学っぽい感じかな?だから、好きになったのだと思う。イギリスに憧れていたから、アメリカよりはイギリスの方が好きだった。ロックも好きだった。しかし、エイズ発症後のフレディの様子を聞くと、より切なくなる。それでも、バイセクシャルだからでしょ。と言う人もいるだろうけど、何かしらのコンプレックスを抱いたままで、アフリカのザンジバル島から、追われるようにして、イギリスについた、フレディには敵はいても味方はいない。そんな中で生きていくための手段だったのかも知れない。とにかく、涙が流れて止まらなくなる。自分の家族とクイーンのメンバーが、彼の支えになっていたのだと思った。孤独から逃げても孤独に悩まされる。誰でも、そんな部分はあると思うけど、それでも生きていかなくてはいけない。どんなにいやなことがあっても、さみしくても悲しくても、生きていかなくてはいけない。つらいけどね。そう言われているような気がする。
まさか、坂上忍さんが20才の頃に、「ボーン・トゥ・ラブ・ユー」をカバーしていたことには驚いた。