行方不明の夫が記憶喪失のような状態で、7年ぶりに現れたら、どう思うのかな?それも、何も覚えてなくて何も話さない。そんな夫と生きて行けるのか?いろいろと不安になる、トキワさん。そこで、またまた、義父がやって来て、トキワさんはここで過ごしてもいい。義父母が勝手に、病院を探して、そこに転院されると言う。このかなり、身勝手な義父母にイラだってしまう。血のつながりばかり、気にしていていやだなぁ~そして、また、身勝手な母親の飼い犬が、母親と同じように認知症になり、母親と犬の世話に追われて、疲れ果てた、主婦の姿は現代を象徴しているように思う。何がしあわせなのか、わからなくなってくる。そんな人たちにも、優しく対応するコオ先生。コオ先生の存在そのものが癒しになっている。「もし、今までの記憶を失っても、また、新しい思い出を作ればいい。」認知症の犬の飼い主さんに言っていた言葉を聞いて、トキワさんは夫と大地くんと大分県に行くことを決める。トキワさんを見送ったあとに、コオ先生が机の上に置いてある、メモを見た瞬間に、涙がこぼれてくる。溢れ出してくる。コオ先生もトキワさんも、それなりに想いはあったけど、トキワさんには行方不明の夫がいる。そして、この病院の看護師。その垣根を超えなかったから、よかったのかな?いろんな人に生きるヒントを与えてくれる。そんなドラマでした。ペットも家族の時代。考えなくてはいけない問題ですね。続きでもSPでもいいから、コオ先生、また、お願いします。心の薬でした。もう、会えないのが悲しいです。
相葉ちゃんにぴったりの役でしたね。