昨日は、相河先生が誘拐犯と疑われるような状況だった。歯科クリニックであった、虹一くんと仲よしになる。虹一くんの母親は、必死に子育てをしているが、子供の気持ちがわからない。どうしても、虹一くんをみんなと同じでいてほしいと願うあまり、あれもダメこれもダメとなってしまう。動物に興味があることも無視して、勉強・勉強と押しつけてしまっているような気がした。そんな時に、現れた相河先生は、魅力的だった。ある意味、子供のまま、大きくなってしまった先生は、時々、普通の人には信じられない態度をとったり、発言をしたりするけど、子供とは仲よくなれるらしい。そして、この先生のすごいところは、学生であろうが子供であろうが差別しない。虹一くんに対しても、動物園内をひとりで見学させる。閉園の時間が近づいたら、ここの場所に戻ってくるとか、もし、迷子になった時のために、磁石を渡して使い方を教える。普通なら、小学生にはそんなことはできないけど、素直に先生の言うことを信じている、虹一くんは言われたとおりに、閉園の時間を過ぎる頃には戻ってきた。母親の気持ちもわからないこともないけど、もう少し、子供に寄り添うことができないのかな?と感じてしまった。動物園に行って、あんなに素晴らしい絵を描くことができる才能を、母親はわかっているのかな?これが、きっかけで、母親が思っているよりも、すごい人になるのかも知れないのにね。なんて思ってしまった。一生懸命に絵を描いている姿を見て、何とも思わないのかな?と感じてしまった。
虹一くんがお母さんに許可をとらなかったことを確認もせずに、動物園に連れて行った、相河先生にも責任はあるけど、嘘をついた虹一くんもいけない。そして、虹一くんを理解しようとしない、母親も問題があるかな?しかし、毎回、相河先生に振り回される、歯科医の育実さんも学生たちも他の先生たちも大変ですね。ちょっと、変わっているけど、相河先生は気になりますね。