ある意味、こまったちゃんですね。お気に入りの娘。しかも、家を支えてくれた娘が嫁に行くのが寂しいからなのか、急に、それまで、ほめていた婚約者の悪口を言ってみたり、突然、お腹が痛くなったと苦しみだすが、仮病だった。「武士の娘ですから」と言うわりには、することなすこと、子供っぽいかな?なんて思った。母親はどうしても、娘に対しては自分の分身と勘違いしてしまう。自分の理想を押しつけたり、自分と娘は同じだと思うけど、全然、違う人間なんだと思う。この鈴さんにイライラしながらも、天真爛漫な福子の生き方が楽しみになる。あの時代に、英語が話せる、福子がうらやましいですね。このドラマを観ていて思ったのは、「過保護のカホコ」は、娘ではなく、母親そのものが過保護なんだと思った。