昨日の夜に、BSで放送していた。小室哲哉さんがデビューする直前から、引退宣言するまでの関係者たちへのインタビューやコメントがメインだった。ただ、TMNのメンバーは出演していなかったのがよかったかな?デビューした頃は、そんなに売れていなかった。聴いていても、そのすごさとか良さがわからなかった。でも、言っていることだけはすごかった。しかし、そのすごさは売れてくると、周りが変わってくる。渡辺美里さんの「My Revolution」を聴いた時に、小室哲哉さんの曲の魅力がわかった。これから、徐々に売れてきて、TMNETWORK(のちにTMN)だけでなく、安室奈美恵さんや篠原涼子さんや華原朋美さん。そして、TRFやglobeなどの作詞作曲編曲とプロデュースもしていた。その他にも、多くの方の作詞作曲もしていた。そのせいか、90年代はものすごい勢いで売れて、忙しい生活をおくっていたらしい。食べない寝ないは当然。呑みに行くなんてことがあっても仕事絡みで、大変な生活だったらしい。売れてくると、知り合いは増えて、売れなくなると知り合いは減っていく。どこまでが本当でどこまでが嘘なのかわからないようになって、麻痺してしまうのかな?そのせいのなのか、レコード会社のトラブルもあったり、著作権に関することで逮捕されることもあった。それから、復帰はしたけど、妻のKEIKOさんがクモ膜下出血で倒れて、入院・手術・退院・リハビリ。その後は、本人もB型肝炎に骨折、突発性難聴。それを思うと引退宣言はしかたないと思う。今まで知らなかった方たちのインタビューを聞いていると、それぞれが、ひとりの青年の成長を見守っていたのだなぁ~と思ったが、もともとは、ちょっと、小生意気で調子にノってしまった状態の小室さんには、届かないこともあったのかな?それが、成長と言うことだと思うような気もする。いい人たちに恵まれていたこともわかった。すべては、小室さんに才能があったからだと思うけど、しばらくは休んでくださいね。そして、身も心も健康になった時は、少しずつでいいから、新しい小室さんを見たいし、曲も聴きたい。無理しないで、しばらくは、のんびりと休んでくださいね。