何気なく、観ていたけど、オーケストラについての特集だった。クラシックのコンサートなんて行きたくても行っていいのかなぁとかドレスコードはどうかなぁと思ってしまって、遠ざけてしまう。知っているようで知らない、オーケストラのことを説明していた。第1バイオリンと第2バイオリンの違い。指揮者が違うとどうなるのかなど、いろいろと教えてくれた。第1バイオリンはメロディーを第2バイオリンは、メロディーをひきたたせるためのパートを弾く。いろんな楽器がそれぞれのパートを弾くことで、全体的に曲に厚みができて、より素晴らしくなる。音楽も共同作業なのだとわかる。打楽器奏者の方は、ひとりで幾つもの楽器を担当していたりすることもある。指揮者が違うと、こんなにイメージが変わるものかと驚いた。しかし、いきなり、普通の人が指揮をしようとすると、うまくいかない。すべての楽器をまとめるのが指揮者。ザキヤマさんも大倉くんも、バラバラだったり、弱かったりして音楽にならない。難しさがわかった。最後のジャムセッションでは、小室哲哉さんプロデュースのTRFの「CRAZY GONNA CRAZY」。いろんな楽器の音をシンセサイザーで表現していた楽曲の世界を生オーケストラで表現。キーボードは村上さん、パーカッションは横山さん。そして、ボーカルは丸山さん。今までだったら、すばるくんだったのにと思うと、ちょっと、寂しかったけど、丸さんも頑張って歌ってました。この迫力のある世界を小室哲哉さんはシンセサイザーで表現しようとしていたのかと思うと、改めて、すごい人なんだと感じた。作曲も大変だけど、各パートの演奏も考えなくてはいけないし、イントロも間奏もエンディングも、すべて作らなくてはいけない、編曲家が大変だとわかってくる。半分、寝ながらも最後まで観たからなのか、眠れなくなってしまった。