涼ちゃんが映画監督になるために、鈴愛ちゃんに別れを切り出した。個人的には、涼ちゃんの気持ちもわかる。夢を追いかけると言うけど、やってみないとわからない。初めての経験だからね。だから、迷惑がかかると思って、別れを切り出したような気がする。でも、女は働かないと思ってしまう。お金はすぐに入らないけど、その映画がどうなるかはわからない。しかも、涼ちゃんが書いた脚本をほめられての映画化になったわけだから、脚本家として認められるかも知れない。なのに、鈴愛ちゃんも3おばも否定的なんだろう?鈴愛は自分から、漫画家をあきらめた。漫画を描こうと思えば、いつでも描けるはず。自分の結婚生活や子育てを絵日記にして描けばよかったと思う。それを出版しなくても、喫茶店に飾ってもらうとか、友だちや知り合いに見せることで、意外な形で、評価を得たかも知れない。何の努力もしないで、自分は全部あきらめたのに、涼ちゃんが夢を追いかけるのを批判するのはおかしい。1回ぐらいは挑戦してもいいと思う。3おばだって、それぞれ、まともに働いていないのに、涼ちゃんを批判するのはおかしいよね。とりあえず、岐阜の実家に帰る鈴愛と花野ちゃん。そして、また、あの人の家に電話かけてしまう。ちょっと、鈴愛ちゃん、ずうずうしくないかな?母親や奈生ちゃん、または貴美香先生だと思うけどね。実家に帰ると、弟の草太が修行から帰ってきて、新メニューを考案して流行っていた。いつの間にか、若くてかわいい奥さんと子供に恵まれていた。鈴愛ちゃんも冷静になって頑張ろう!また、花野ちゃんといっしょに絵を描いてごらん。それから、始めよう!鈴愛ちゃんなら、できるよ。頑張れ!鈴愛ちゃん。