懐かしいから、うたた寝から目覚めたく時から、観ていた。大人たちの事情によって、振り回される子供たち。自然の中で育てたいと言うのもわかる。でも、教育のことを考えたら、東京で育てたいのもわかる。どっちもどっちだと思うけど、大切なのはよほどのことがないかぎり、お父さんとお母さんと子供たちが同居するのがいいはずだけど、思いこみが激しすぎると、父と母の関係が崩れてくる。カッパの伝説を信じて、子供たちがカッパにお願いして、「パパとママが仲よくなりますように」と助けを求めようとするが、「カッパはいない。」と拒否されてしまう。そこで、マルモが考えてカッパになって、子供たちの願いを叶える。この姿を見た、東京で育てたいと思っていた母親が、もう一度、田舎に戻って元の生活に戻る。なんと言っても、まだ、小学一年生ぐらいだった、鈴木福くんと芦田愛菜さんの演技が素晴らしすぎて、涙が止まらない。子供なのに、自然な演技力がすごい。友だちの子供を預かっているマルモの優しさと強さ。家族って何だろう?と思った。自分の子供でも、そうでなくても、いつかは自分たちのもとから飛び立って行くわけだから、小さい時ぐらいは子供の意見を重視すべきなのでは?大きくなってから、離れていくのは当たり前なんだから~と思うけど、あまり、親の意見を重視すると、子供が不幸になるような気がする。難しいですね。夫と妻、父と母、親と子。どれを重視するかによって変わってしまうのは寂しい。いつ観ても、「マルモのおきて」は泣いてしまう。🎵マルマルモリモリ🎵懐かしい歌ですよね。