キサブローさんと言う方が出演していた。美少年かな?と思っていたら、心は男体は女の方だった。これが、着物デザイナーと言う職業にいかされているような気がした。元々は老舗の呉服屋に生まれて育ったけど、子供の頃から、自分の心と体に違和感をはじめとする覚えていたらしい。成人式を迎えようとする頃に、振り袖を着て写真を撮影したあとで、決意を固めて自分らしく生きることを決めたとか。たくましい!と思った。大学の卒業式では、祖父の着物と羽織袴で出席。その時に着物の素晴らしさを感じて、和裁の勉強をして着物を着て、海外へ行った時、さらに、着物の評判を知って、着物デザイナーになったと言う。和と洋の融合。着物では使わない布地とか刺繍や鎖をつけたりして、新しい着物を作り出している。タッキーの「滝沢歌舞伎」のパンフレットの撮影にも使用された。着物の難しさを省いて親しめるような着物。たくさん、作ってほしいですね。着物は、洋服と違って、正方形と長方形で作られているから、身長や体型の違いにも対応できる不思議な
ものだと思う。だから、ホテルや旅館では浴衣が多いと思う。若いデザイナーで、男と女の垣根を越えて考えることができる、キサブローさんには、ぜひ、頑張ってほしいですね。YOSHIKIさんもYOSHIKImonoと言うブランドを作ってデザインして販売もしている。彼の実家も呉服屋。こう言う方たちが、新しい着物の世界を作るのは素晴らしいことだと感じた。