まさかと思うような事件が起きて、日頃から、「富山県は平和でいいところだ。」と思いこんでいる、県民が多いから、驚いている人は多い。事件や事故も地震も、比較的、少ない。殺人事件や強盗事件も数は少ない方だと思う。富山市には25年ほど住んでいてだけど、あの事件が起きた町には行ったことはなかった。ただ、住宅街なのは知っていた。繁華街でもなく、住民が生活しやすい町だったと思う。そんな町の交番での出来事。交番の警察官と近くの小学校の耐震工事の警備をしていた方が、警察官から奪った拳銃で殺された。ちなみに、警察官は4種類の刃物で刺し殺された。拳銃を盗むために・・・・・小学校の下校時間でなかったのが幸いだった。すぐに体育館に移動して、犯人が逮捕されてから、それぞれに下校して被害はなかった。
犯人は、いわゆる、おとなしいが、キレると物が飛んできたり殴ったりするタイプ。当然のように、中学校からは不登校になり、その後、自衛隊に入っていたと言う。自衛隊を辞めてからは、アルバイトしていたが、事件の前に職場の上司を殴って、それから、職場を飛び出しての事件だった。本人は別の警察官に撃たれて重体。今までに、テレビや新聞の話では、おとなしい・キレると怖いと言う言葉が出てくる。家族はどうだったのか?友だちはいたのか?先生たちはどうしていたのか?疑問は残る。もしかしたら、発達障害だったのかな?とも感じた。犯罪を犯す人の周りには、手を差しのべると言うか、話を聞いてくれると言うか、そんな人が必要なのでは~と思った。そして、親や家族は、どう対応していたのか?疑問に感じた。キレる性格になる前に育て方に問題はなかったのかな?この前の新幹線での事件の犯人の父親の発言に違和感を感じたことがあった。自分の子供なのに、他人のような話し方。最近、やたらと子供を産まないと批判する人が多いけど、まずは、今、生きている子供たちをしあわせな環境にしてあげることが大切なのでは~と思う。少しでも、今、現在、生きている子供たちを事件や事故、殺人や貧困や虐待から守ってあげる環境作りが必要だと思う。
もしかしたら、この犯人たちも子供の時に、親からの愛情をいっぱい、受けられなかったのかなと思った。愛に飢えていた。でも、親も先生も、周りの大人は誰も気づかなくて、こんなことをしてしまったかも知れない。あくまでも、個人的見解です。