最初から、すべてをみんなに伝えておけばよかったのにね。なんで、隠蔽することに必死なんだろう!そして、本当のことを探ろうともしないで、大学病院のほとんどの人が佐伯教授の味方をして、渡海先生のお父さんは病院を辞めることになって、離島で医師として働いて亡くなった。どんな仕事だって、自分が出張や異動または休日の前日までには、必ず、次の人とか周りの人や後輩などには伝えるよね。なんで、そんなに隠すの?政治家や官僚みたいなことをするのだろう?そして、なぜか、佐伯教信者たちは、頭から渡海先生の父親が悪いと思いこんでいて、隠蔽作戦に力を尽くす。看護師長の藤原は、「お慕いしております。」みたいな顔をするたびに不愉快!この人もそっちの味方でいいの?疑問ばかり。佐伯教授と渡海先生以外は、いまいち、不器用で手術が下手すぎる。黒崎先生を筆頭に口ばかりで技術的には?って感じ。帝華大から来た、高階先生は不器用すぎて、メスもロボット操作も苦手そう。おまけに、メンタルが弱すぎる。結局は渡海先生に頼るしかない。なのに、高階先生と世良先生以外の医師たちは、渡海先生を頼りにしない。自分でやりたがるけど、常に限界。高階先生や世良先生が渡海先生にお願いして、何とかなる。本当に、こんな医師はいらない。看護師長藤原もいらない。渡海先生の秘書と言うか相棒の看護師、猫田さんや素直な新人看護師の美和さんは必要だけどね。最後になって、すべてを明らかにするなんてズルイ。ズルすぎる。それが許せない。すべてを知らされた時の渡海先生の表情は、何とも言えないくらいに寂しそうだった。哀しかった。東城大を去ろうとする、渡海先生に辞めないようにと説得する、世良先生。常に必死になる姿がかわいくて爽やかだった。佐伯教授も西崎教授も、みんな、昔はかわいくて爽やかなはずだったのに、世間の波にのまれて汚れてしまったのかな?そんな気がした。しかし、ブラックペアンを心臓に残されたままの飯沼さん、病人の癖に自由過ぎるよね。看護師長藤原が面倒をみるべきでしょう?そんなに隠したいのならね。
最後の理事長選で黒崎先生がしどろもどろで話にならず、西崎教授が有利かと思ったら、医療ジャーナル誌の編集長のひと言で、佐伯教授が選ばれる。1票差。どっちもどっちだけどね。負けた瞬間の西崎教授の顔が怖くて怖くて、こんな医師は嫌いだ!って思いました。患者が医師を選ぶ時代。セカンドオピニオンも当然の時代。気をつけなければと思った。ドラマだけどね。ドラマとは思えなかった。