ちょっと、気になって観たけど、鈴木京香さんが演じている、文書捜査官。「科捜研の女」でも、文字に関しての捜査はあったけど、今回は、文字及び文書に対しての専門の捜査。ひとりの女の遺体から、15年前の代議士の妻が行方不明事件が関係していることがわかる。結局はこの代議士と妻には子供が二人いたが、長男は自分たちの子供だが、次男は妻の姉の息子だった。都合により、妹夫婦が育てていたのだが、この姉が、時々、家に来ては息子を連れて行こうとしたり、お金を要求したりするため、争ったあげく階段から落ちて亡くなってしまった。それで、表沙汰にしたくない、妹夫婦は姉を山に埋めて、妹自身は行方不明となることと決めた。それで終わるはずだったが、時効消滅が認められたために、この過去の事件を調べ始めた女が、行方不明になったはずの女が殺してしまった。強請る人が現れると、どうしても、変な方向に行ってしまう。それに振り回されて、おこしてしまった事件。それを解明したのが、文書捜査官だった。文字の特徴から探し出す、人間、嘘がつけない。ごまかせない。でも、人間は、必ず、その場しのぎで隠してごまかそうとしてしまう。自分の立場や周りの状況を考えると:そうなってしまうが、今はそんなことはできない時代。お互いに考えなくてはいけないけど、納得できない人や理解できない人が多すぎて困ってしまう。