「日曜美術館」で太陽の塔の中を特集していた。他の番組でも観たけど、太陽の塔を建設することになった時に、万博全体の責任者でもある、丹下健三氏と太陽の塔のデザイン及び責任者でもある、岡本太郎氏との間で対立があって、丹下氏がデザインした屋根を突き破りたいと岡本氏が言いだして、大変だったことは知っていたけど、結果的には屋根を突き破って、正解だった。岡本氏は「人類の進歩と調和」と言うテーマそのものが、納得してなかったことも知った。岡本氏が多くのスタッフに、自分自身のデザインと建設について説明しているシーンがあったけど、熱く語る岡本氏に対して、理解していないような雰囲気がした。でも、実際には、あの素晴らしい作品ができあがっていた。私も万博には行ったけど、太陽の塔の外見を見たけど、中には入らなかった。チャンスがあれば見たいけど、7月まで予約でいっぱいだとか。つくづく、田舎にいる自分がいやになってきた。でも、いつか、あの素晴らしい作品は見てみたい。
「芸術は爆発だ!」岡本太郎氏は、この言葉そのものの方だったのだと思った。