加藤清史郎さんが出演するのは「科捜研の女」だと思っていたら、「相棒」でしたね。無戸籍の少年役を演じていた。はっきり、言って、母親が悪いのだけど、父親が違う子供を3人も産んでおきながら、ネグレクト状態で、自分自身はホステスをしながら、男遊びを繰り返し、意外にもとなりの部屋の住人。第一発見者が犯人だった。無戸籍の二人の子供たちは、学校にも行けなくて、お金を稼ぐために危ない人たちと出会い、犯罪に巻きこまれてしまう。父親がDVで大変だったからと言う理由で、無戸籍にしたらしい。そのせいか、自分の名前を自由に変えてごまかしていた。寒さをしのぐために予備校の生徒になってみたりなどしていた。ある日、いちばん下の妹が亡くなってしまうが、それを伝えようと母親に会いに行ったら、母親も殺されていた。世の中には、無戸籍の子供たちも多いと言う。それぞれに理由はあるかも知れないけど、たとえ、どんなことがあっても無戸籍にしていいわけがない。ラストで泣き崩れていた、少年をうまく演じていたなぁ~って思った。
「子ども店長」も成長して、確実にいい俳優になっていますね。