途中から観たけど、想像はついていた。殺されたのは闇金融の社長。これだけだとつまらない話だけど、このストーリーは、星座が関係している、ロマンティックなものだった。ただ、殺されたのが闇金融の社長なのが、気になってくる。債務者の一人の女性の夫が、2年前に病気で亡くなっていた。この女性がいつも、仏壇にバラを手向けていた。殺害現場の被害者の靴にもバラが・・・・・そして、ナイフには謎の物質が付着していた。この若い父親は、高校生の頃、天文学部に在籍していて、その時に新しい星を見つけたことが認められ、南米に落ちた隕石をもらったことがわかるが、その隕石はその女性の家にはなかった。それから、話は進むのだけど、今回は、病気だった若い父親が、亡くなる前に子供に手紙を書いていた。その思いは、子供の名前が昴にこめられていた。ラストが近づくと、ちょっと、悲しいストーリーだと思ったけど、父親が子供に託した思い。妻の夫に託す思い。そして、この父親がずっと、追っていた宇宙や星座に託す思い。こんなステキなど思いを、同じ天文学部にいた友だちが壊してしまった。金の切れ目は縁の切れ目。
ラストの昴くんがマリコさんと土門さんと手を繋いで、はしゃぐシーンは素敵だった。