昨日は、いつもと違って、わかりやすいストーリーだったと思う。ついていない女、月本幸子の怖い部分が~と思っていたら、ちょうどいいところで、右京さんと冠城さんが現れる。でも、このストーリーは虐待に対するメッセージが隠れていると感じた。幸子さんに恋心を抱いた、烏丸と言う男が「花の里」に通う用になっていた。彼が来る日は必ず、ポテトサラダを作る。それが気になって、二人は心配になっていた。冠城さんが調べると、烏丸は元暴力団員で傷害の前科があって、20年以上前にはプロボクサーとして活躍していた。今は肉体労働をしている。二人がデート中、チンピラとトラブルになり、烏丸が逆上して相手にケガを負わせてしまう。その後、消費者金融で乱闘騒ぎがあり、烏丸が刺されて意識不明になる。結局は、この消費者金融の会社の社長や社員たちが、若い女性にお金を貸して払えなくなると、買春とかアダルトビデオを撮影していた。それに気づいた、騒動をおこして、そこで刺された烏丸のためなのか、なぜか、幸子が拳銃を持って消費者金融に押しかけて、騒動をおこしてしまうが、右京さんと冠城さんが現れて、その場はおさまり、消費者金融の社長や社員は逮捕となり、危ない状態だった女性は保護されて、幸子も保護された。
なぜ、烏丸は突然、おかしくなって暴力をふるったのか?それは幼い頃に父親にうけた虐待が原因だった。ふとした瞬間に、その虐待を思い出してスイッチが入ってしまって、暴力をふるってしまうことがわかった。
これが、今回のメッセージだったのですね。幸子と烏丸の恋?でもなく、消費者金融の悪事でもなく、幼い心についてしまった傷は消えない。それを伝えたなかったのかな?と感じた。虐待やイジメでついた傷は、いつまでたっても消えない。確かにそう思う。