なぜか、真剣に観ていない。開会式もそうだけど、予選通過とか結果を聞いてからじゃないと、安心して観ていられない。昨日も宇野昌磨のSPの結果を知ってから観て、ホッとしました。優勝候補の選手が次から次と転んでいる姿を観て、なぜか、ひと安心してしまう。宇野くんの衣装は華やかで綺麗だったし、滑りも美しかったですね。他の選手に比べて小柄で華奢だけど、その分、動きが流れるようにしなやかで、指先まで神経が行き届いていて、ため息が出るくらい。外国の方は体が大きいから、どうしても、しなやかさと細やかさと優雅さを表現できないと思う。大胆と言うかダイナミックな感じは出るけど、その反面、転んでしまうと目立ってしまう。それでも、それをするしか方法がない。美しさが出せないから、4回転とか5回転にこだわるのかな?と感じた。私は、フィギュアスケートは美しさと華やかさとしなやかさと細やかさ。すべてに美と技術と音楽との調和が必要だと思う。たとえ、10回転ジャンプしたとしても、普段着で暗い色の衣装を着て、演技をしても、観たいとは思わない。芸術だと思うから、男の人がメイクしてもいいから、お通夜とか葬式みたいな衣装では演技をしないでほしいと思う。スパンコールだってシールだって、何でもあるのだから、白いリンクに出る時ぐらいは、もっと華やかにしてほしい。アイドルであり、スターであり、アーティストなんだから、もっともっと、「僕を見て!」の意識を前に出した方がいいと思う。
女子は、みんな、メイクもして衣装も華やかだから、観ていても楽しい。しかし、男子になると地味になりすぎてさみしい。そう思うのは私だけかな?