今から、42年前に生まれた五つ子ちゃんの成長の記録。お父さんの山下頼充さんがNHKの職員だったこともあって、小学校に入学するまでの6年間を追った番組。約36年前に放送された番組を再放送していた。あの頃は、何が何だかけど、5人のお子さんが成長してくれればいいなぁと思っていた。今は、もう、使用されなくなったけど、あの頃は、妊活の方法のひとつが排卵誘発剤の使用だったが、五つ子が生まれる可能性も高かった。初めての五つ子ちゃんは、よく、ニュースでもワイドショーでも注目されていた。未熟児で生まれた五つ子ちゃんを日本全国で見守っていたような気がする。そのうち、五つ子ちゃんも大きくなって、テレビもマスコミも騒がなくなって、どうなったのかな?とは思っていた。今回の成長記録は、お母さんの紀子さんを中心に、ベビーシッターの方や医師の方も、細かく記録をしていて、その中で、五つ子ちゃんたちは大きく育って行った。5人の内2人は東大へ、あとの3人も学習院などの有名な私立大学や国立大学を卒業して、今は、それぞれの道を歩んでいるらしい。さすが、NHKだなぁと思ったのは、現在の仕事や状況を細かく言わずに、「ご結婚されてお子さんもいらっしゃるそうです。」とコメントされたのはよかったなぁと思った。ちなみに、大学とかのことはネットで調べました。1人は新聞記者、2人は会社員、2人は専業主婦だそうです。しあわせに暮らしていらっしゃるのなら、それでいいですね。
この成長記録の中で、いいなぁと感じたのは、五つ子だから、誰がお兄ちゃんとかお姉ちゃんとか呼ばなかったこと。お兄ちゃんとかお姉ちゃんとなると、私の嫌いな言葉。「お兄ちゃんだから、謝りなさい。」「お姉ちゃんだから、やってはダメでしょ。」となるから、そう言うふうに、呼ぶこともなかったと知って、いいことだと思った。私は、子供の頃、いつも、そう言われていたので、大切なことだと感じた。
見終わったあとは、本当に爽やかな気分になった。