ひとりは、大学生が父親と弟の口論が終わらないので、それに耐えられなくてナイフで殺害。もうひとりは、高校2年生が父親と母親の喧嘩をしている様子を見ていて、「このままでは、母も妹も弟も殺されるかも知れないと思った。」それぞれ、58才と44才の父親。共通点は、二人とも、以前から暴力をふるっていた。大学生の体にはあざがついていたこともあったとか。高校2年生の父親と母親の仲は悪くて、暴力をふるっていたらしい。洋服の取り合いで口論の父親と弟。いつも、父親のDVで傷つけられている母親。そんな姿を見ていて、二人はなんとかしないといけないと思ったのかも知れない。殺害はいけないけど、してはいけないけど、気持ちはわからないわけではない。長い間、胸に秘めていたものが爆発したのだろう!そして、父親。こんなに、暴言・暴力はいけないと言われているのに、なんでするのかな?家族だからいいと思っているかも知れないけど、家族だからこそ、してはいけないこと。仕事でのこととか健康のこととか、いろいろあるけど、自分の奥さんや子供を傷つけてはいけない。それは、命に関わってくることなんだと思ってほしい。殺人事件になったのは悲しいことだけど、二人とも、家族を守ったのかな?とも思った。
悲しくて苦しい事件だけど、お父さん世代の人たちも考えてくださいね。くれぐれも、暴言・暴力はいけません。人を傷つけるだけですよ。