年をとることは悲しいことになるのかな~と感じる。今までのことは覚えていなくても、経験したことしかわからない。未経験のことは理解できない。色彩検定とかカラーコーディネイトの資格をとると、ヘアメイクアーティストになれると思っていたり、ファッション関係の店で働くと制服がない場合は、その店の商品を買って着ていないといけないとかも知らないらしい。ただ、売ればいいと思っているらしい。売ると言うことの難しさとか大変さを知らない。田舎の小さな店では、ただ、売れればいいかもしれないが、都会の大きな店では、きちんとアドバイスができないと売れない。スタイリスト並みの知識が必要になる。田舎でも、ショッピングモールの中のショップは、その傾向にある。だからこそ、資格が必要だったりする。販売士やマーケティングやカラーコーディネイトなど。でも、適当にしゃべれば売れると思っている、高齢者が多いような気がする。スーパーでも、ショップでも、研修でレジ打ちとかロールプレイとかをすることもある。1泊2日の温泉研修もあったりした。そうやって、勉強しないとやっていけない職業なのに、案外、簡単に誰でもできると思われているのが残念に思う。販売する仕事も営業と同じだったりするわけで、誰でもできることではない。アルバイトはできても、正社員となると違ってくる。何も知らないような、そんな人だけにはなりたくはない。私は、どちらかと言うと、裏方的な仕事をしたかった。販売は向いていないとわかっていたのに、はっきりと自分の意志を伝えられなかった自分と、自分の娘の性格や考えを把握できなくて、理解する気もなくて押しつけてしまったと思っていない親。永遠に理解できないとわかった。いまだに、自分は間違っていないと思いこんでいる、高齢者にはなりたくない。もっと、もっと、勉強していきたい。本を読むだけでもいいから、いろんなことを知りたい。見たい。聞きたい。この狭い社会から広い社会を見つめていきたい。