中村獅童さんの一年を振りかえるような、内容だった。獅童さんと言えば、昨年、肺腺ガンの手術をして、先日、舞台復帰をしている。そして、男の子も生まれていて、しあわせな家庭になりつつあるけど、実は、肺腺ガンが見つかる前に、脳動脈瘤にもなっていた。かなり、危ない状態だったけど、クモ膜下の膜が厚くて強かったから、破裂までしてなかったらしい。獅童さんは吐き気とかひどくなったことはあっても、頭痛は少なかったみたい。よく、脳動脈瘤やクモ膜下出血だと、頭痛がひどいイメージがあるらしいけど、必ずしもそうではない。私も、脳動脈瘤で倒れて手術したけど、頭痛は少なかった。倒れる半年前に、いつもと違う頭痛がしただけで、そんなに気になることはなかった。ただ、倒れる2カ月前にひいた風邪が治らなくて、喘息で通っていた内科に行ったら、ただでさえ、毎朝と毎晩に3種類の薬を飲んで、昼は1種類の薬だったのに、突然、7種類ぐらいに薬が増えて、1日に3食後に7~8種類を飲んだあとに、吐き気が止まらなくなったことがあった。薬のせいだと思って、薬を最低限にしてからは風邪は治まったけど、3カ月近くになっても治らなかった。そして、1月末に倒れてしまった。今だから、わかったことだった。獅童さんが吐き気がしたと言うシーンを観て、納得できた。私は、脳動脈瘤と言われた時に担当医から、「出血の仕方がおかしいから、もしかしたら、脳腫瘍の可能性もあるので、MRIを撮ってみましょう。」と言われたけど、こんな簡単に脳腫瘍と言われてもね。そんなことないじゃん。と思っていた。結果、脳腫瘍の疑いはなくて、脳動脈瘤だけでホッとしたけど、初めての入院と手術は怖かった。昨日の獅童さんを観ていて、自分自身のことも思い出した。奥様に勧められた、人間ドックで見つかってよかったね。と思った。私も健康診断を甘くみていたなぁと思った。
みなさん、健康診断や人間ドックは、できるだけ受けるようにしてください。「要注意」となっている場合は、必ず、どんな小さくても病院には行くようにして、医師の言葉をよく聞いてください。自分の体は自分で守らないといけないと思う。中居正広さんも、必ず、健康診断または人間ドックで検査してくださいね。40代から50代では、何かしら、体に異常がおきるので気をつけてほしいですね。