ひと言、多い人もいやだけど、ひと言、足りない人も困る。たったひと言なのに、言わないばかりに伝わらない。わからない。だから、いつの間にか、溝ができてギクシャクして壊れてしまう。特に、男と女。恋人・夫婦・舅姑・会社の上司と部下・先輩後輩・同僚・近所親戚・先生と生徒など。とにかく、余計なことは言わなくていいから、大事なひと言だけは言った方がいいと思う。個人的に思ったことなんだけど、THE ALFEEの「シュプレヒコールに耳を塞いで」の高見沢さんと坂崎さんのギターバトルを聴くたびに、このようなシーンを思い浮かべてしまう。そんなイメージが漂ってしまう。

人間、若い時は余計なことも言わないし、知らん顔もできるけど、年をとると、なぜか、余計なことばかり言って、大事なことを言わない。どうでもいいことばかり、覚えている。それが、いろんな問題をおこすのかも知れない。「今の若いものは~」と言うよりは、「今の年寄りは~」と言われないようにしたいと思う。過去よりは現在そして、未来を見て歩いて行けるようになりたい。まずは、伝えたいことと言わなくてはいけないこと。この違いと区別だけは、きちんとできる人になろう!