これまで、いろんなコンサートに行ったので、いろんなアーティストやアイドルをいろんな角度で観てきた。最前列もあれば、立見もある。右側の端っこもあれば、左側の端っこもある。だから、席にはこだわらない。どこでもいい。チケットが取れればいい。そんな感じ。確かに前の方だと、ステージ上の人に声をかけられたり、指をさされたりするし、顔も衣装も、すべてがよく見えるけど、後ろの席、特に2階3階4階5階と上がれば上がるほど、それも真ん中あたりの席になると、ステージ上の構成やライティングの素晴らしさがわかってくる。どうしても、コンサートと言うとアーティストやアイドルが中心になるけど、その人たちだけではなく、たくさんの人が関わっている。パンフレットやDVDのエンディングロールを見るとわかると思うけど、とてつもなく、たくさんの人がひとつになって作りあげている。どうしても、メインのアーティストやアイドルだけに、目がいってしまいがちだけど、衣装やヘアメイクもギターなどの楽器も音響もライティングもステージ構成の設計や設定も、そして、イベンターやホール関係者も関わってくる。いい席をとるために大人買いをして、オークションに出したりする。誰だっていい席の方がいいけど、もっと、いろんな角度から、ステージを観てほしいと思う。打ち上げ花火じゃないけど、コンサートも、下から見るか?横から見るか?上から見るか?では、印象が違ってくる。先日の武道館では、2階スタンドの後ろの真ん中で、ライティングやステージ上の構成が、こんなに素敵だとわかってびっくりした。大阪城ホールでは、桜井さん側の真横だった。ところが、桜の花びらが舞い散るようなライティングの中で、ギターを弾いている、高見沢さんが美しすぎて感動してしまった。そう、このシーンは反対側にいたから見られた光景だったような気がする。以前、大阪城ホールで嵐のコンサートがあった時も、THE ALFEEで言うと高見沢さん側の真横。近くに来ても、触れそうで触れない距離だったけど、ふと、下を見ると、相葉ちゃんが着替えていてびっくり!その後、上に上がってきたけどね。真横もバカにできないと感じた。チケットを大人買いをする気持ちもわからないでもないけど、たまには、与えられた場所で再発見してみてくださいね。意外と楽しいですよね。

特効テープよりも、もっと、コンサートに集中して、楽しみませんか?ステージ上の方たちは、客席の人たちを見ていないようで見ています予。ステージでも、控え室のモニターでも、どこで見ているかわかりません。だから、どんな席が来ても、思いっきり、楽しんでほしいですね。テープの取り合いも大人買いもやめてほしいですね。与えられた席で楽しむのもいいですよ。

コンサート、下から見るか?横から見るか?上から見るか?