ハウンドドッグの「ff(フォルテシモ)」に2種類の歌詞があったことは知らなかった。大友康平さんが書いた歌詞は、ちょっと、優しい感じで都会的だった。しかし、松尾由紀夫さんが書かれた歌詞は、力強くて元気になれる歌詞だった。こちらが採用されて、大ヒットしたのだった。大友さんは悔しかったと思うけど、会社側の目線で見ると、納得してしまう。制作する側と売り出す側では違ってくる。たまたま、大ヒットしたからいいけど、もしも、売れなかったら、作詞・作曲する者としては悔しいと思う。実績がないと、意見も云えないわけだし~なんて考えてしまう。好きだけではやっていけないことだと思う。好きじゃないとできないことでもあるけどね。そう思いながら、昨日は聴いていた。中村あゆみさんの「翼の折れたエンジェル」。あの笑顔とハスキーボイス。そして、歌唱力。気になってはいたけど、友だちに誘われて、地元のコンサートに行った時は最高でした。なぜか、最前列だったと思う。運良く、ハイタッチしてラッキーだったことを覚えている。この2曲はよく、覚えているのに、カップヌードルのCMの歌だったことは忘れていた。80年代は、歌番組も多かったし、CMに起用されると売れる。そんなことが多かったから、忘れてしまっただけかも知れない。浜田省吾さんや佐野元春さん。杉山清貴とオメガトライブや大沢誉志幸さん。懐かしい名前と曲が紹介されて、あの頃を思い出していた。
この番組は、歌とともに昔のできごとと思い出がよみがえってきて、懐かしいだけでなく、自分自身の歴史を見ているような気もする。最後に、はしだのりひこさんの「風」を歌っているシーンが流れた。いつ聴いても、心の中にや爽やかな風が流れる歌だなぁと感じた。
🎵人はだれも 人生につまずいて 人はだれも 夢破れ振りかえる🎵