「先に生まれただけの僕」。こんな校長先生がいたらいいなぁ~と思った。会社に戻るのか?校長のままでいるのか?最低な加賀谷専務の策略に引っかかってしまうのか?この加賀谷専務は、鳴海校長を会社に戻して、「聡子さんを誘惑しろ!」と命じた、後藤田を後釜にしようと考えていた。自分の娘が京明館高校に入ると、鳴海校長と呼ぶのがいやなだけで決めようとする。そのバカバカしさには笑ってしまうが、意外とまわりの人たちは鳴海校長に残ってほしいと思っていた。相変わらず、郷原先生は罠に引っかかって、加賀谷専務の秘書に脅されるし、鳴海校長と聡子さんが別れたことを知った、理事長がいろいろと考えて、保健室の先生のさおりんと真柴先生で、二人を仲直りさせる計画を立てる。その結果、鳴海校長は高校に残り、聡子さんと結婚することになる。真柴先生は島津先生にアタックされて、とりあえず、受けいれる。鳴海校長は、入学試験が始まる前に校内放送で、受験生にメッセージを送ったり、各学年の生徒たちにも話をする。これが、大事だと思った。どの学年の生徒にも届く言葉で話す。そこで出てきた言葉「先に生まれただけの僕」。これは、いちばん、心に響きましたね。確かにそうですよね。ちょっと、先に生まれただけなのに~と感じた。しかし、加賀谷専務ってムカつきますよね。最後の最後で、学校にクレームを言うモンスターペアレントに変身していた。自分の娘のテストの点数が悪いのはどうしてたか?とイチャモンをつけてきた。だけど、「校長」のひと言が言えない。言いたくない。と言うおバカな姿は最高でしたね。やっぱり、最後に正義は勝つ!ですね。やましい考えをするものはバカを見るかな?
今回のドラマは、尾木直樹先生の「取り残される日本の教育」を読み始めた頃に、放送されたドラマだったので、よりわかりやすくて楽しめた。いかに、学校の教育がおかしくなっているのかもわかったような気がした。