突然、男が現れてパンを盗んで逃げる。そのあとに、また、別の男が川に落ちて亡くなっている。まったく、わからないできごとが、続けて起きて、ひとつずつ調べていくことで、意外なことがわかる。まさかと思うような事件なのだけど、これをひとつひとつ調べていくことが科捜研の素晴らしさだと思った。ヒラタ。これが鍵となる。ヒラタと名のる男は一部の記憶が消えていた。亡くなった方もヒラタと名のった男も、山から落ちていたらしい。しかも、ヒラタは名字ではなく、ヒラタクワガタの略で、クワガタ探しをしている時に怪我をして、そのままの状態で過ごしていた男は、血流がうまく流れなくて致命傷となり、山から落ちて亡くなった。ヒラタも山から落ちて怪我をしていた。何だか難しい名前の病気が多くて、よくわからなかったけど、少しでも転んだり、山の中で遭難したりすると危ないことがわかった。目に見える傷だけでなく、心にも傷がついているし、さらには、脳の一部にも損傷があると、いつかはとんでもないことが起きる。そう感じた。クワガタを追いかけるのもいいけど、まずは、自分の体力を考えて、その日の天気予報もその山の地理も調べてやらないと、自分だけではなく、他の人にも迷惑がかかる。もちろん、自分の体も傷つくことになるわけだし、山とか海とか、自然の多いところに行く時は気をつけないといけない。そう思った。最終的には、亡くなった男の人は、たまたま、山から落ちて亡くなっただけで、殺されたわけではなかった。
そうそう、「ドクターX」の大門未知子さん、生きていたのですね。なぜか、ほっとした私です。
個人的見解なので気にしないでくださいね。