「先に生まれただけの僕」。先週の分です。コンサートに行っていたし、その後、余韻に浸っていたので、今日、やっと観ました。鳴海校長みたいな先生がいると、生徒も安心ですよね。いろんな人の悩みや相談にも応じてくれる。これだけでもうれしい。今回は、成績優秀な学生が集まる進学コースの生徒の成績が落ちて、普通のクラスに変更なると言うことで、単身赴任の父親と母親、そして、プロ棋士をめざす生徒が高校に相談に来た。単身赴任の父親は自分の理想を押しつける。母親はオドオドするばかり。生徒は小さい頃から、将棋に夢中になり、すでにアマチュアで5段の腕前で、関東大会でも、優勝していた。どうしても、プロになりたい気持ちが強くて勉強する気になれず、塾にも行かずに将棋の勉強をしていた。ちょっと、藤井聡太4段を思い出した。一時、高校に行かないでプロ棋士の道へと進むのかと報道されていたけど、とりあえず、高校には進学すると決めた。21才までにプロにならないとダメだとか、いろいろな規定があるため、どうしても焦ってしまうが、その年齢の時にするべきことをしないと、あとで、大きな後悔が待っている。どうすることもできない、後悔が。その時では遅いから焦るのだろうが、その時のためにと父親は勉強しろと言うが、本人は納得できない。鳴海校長は生徒に約束させるかのように説得して、親子の相談は終わった。こんな、鳴海校長がいたら、私の人生も変わっていたかな~と思ってしまった。子供には子供の人生があって、自分で決めることもできたはずなのに、丸めこまれて、ドン底に落ちてしまった、自分の人生。どうすることもできない。本当にこんなに親切な先生に会いたかったと思う。

加賀谷専務の娘に無視されてバカにされて、鳴海校長に対する嫉妬から、京明館高校に行かせたくないから、なんとかして、鳴海校長を追い出そうとする。来週が楽しみです。

親がなんと言おうと、自分の道は自分で決めたい。