最初から、あやしい夫婦。謎めいた介護士に婆やのようなお付きの女性がいたり、なぜか、奥さんが車椅子なのに殺そうとしているのかな?と思わせる、夫の態度。車椅子が大破して、家の玄関に灯油がまかれてしまう。しかも、車椅子は夫が目を離したすきに暴走しての大破。妻が銀婚式の案内状の送付をやめたり、介護士が手を隠したり、そのうちに、夫が別荘で転落死。その様子の一部始終をビデオカメラで録画されていたことから、逆玉の輿の夫の妻の殺害計画をしていた可能性もわかってくる。夫に愛人がいて、妊娠していることもわかる。つまり、それぞれが殺害計画を考えていた。夫には愛人が、妻には介護士と婆やが協力していた感じもした。お金はあってもなくても、怖いなぁ~と思った。逆玉の輿になるために必死だった夫。その夫を信じようとし続けた妻。愛って何?結婚って何?何年も何十年も、ひとりの人を愛し続けるって信じられなくなるようなストーリーでした。
菊池桃子さんの優しい表情とかわいい声と話し方が、かえって恐怖感を与えていたと思う。あんな表情で殺害計画なんて~と思うけど、自分におきた出来事で考えも気持ちも変化してくる。周りにいる人の協力もあって、実現してしまう。普段からギャーギャーと騒いでいる方が安心かもですね。大人しいとか無口とかいい人の方が危険なこともあるのかな~と思った。

これはあくまでも、個人的な意見です。


菊池桃子さん、いくつになってもかわいくてうらやましいですね。