つくづく、尾木直樹先生の「取り残される日本の教育」を読んでいてよかったと感じた。ちょうど、アクティブ・ラーニングのところを読んでいた。まさか、昨日の放送であるとは思わなかったので、そのシーンを観ることができてよかったと思った。瀬戸康史さん演じる、英語教師の島津智一先生が、すべて、英語で生徒同志で絵を見て間違い探しをすると言う授業。島津先生はアメリカでアクティブラーニングを勉強したと言うことで、何人かの先生たちが見ている中で行われたが、ひとりの生徒が「英語を勉強して何になるのですか?」。これに対して、島津先生はきちんと答えた。ここでは書けないけど納得できた。鳴海校長が数学の授業で、生徒の質問に答えられなくて、さらに、他の先生の授業でも、質問されて悩んでしまう、先生が続出してしまっていた。その先に、本屋でスマホで漫画を撮影していた生徒のこともあって、悩んでいた鳴海校長もわかってきた様子だった。確かに、これは必要かなと思う、勉強もあるけど、大人になってからわかってきたりする。知らないよりは知っていた方がいいと思うことは多い。知らなくてもいいことはないと思う。ただ、勉強して何になるのですか?の質問に、きちんと説明できる先生たちが少ないだけなのだ。親もそうだし、勉強なんていらなんて言う人は論外だ。最後に鳴海校長が、質問にきちんと応えたこと。そして、名前を出さずにスマホで漫画を撮影することは罪になると言ったこと。やっぱり、違う角度から見ることも必要なことかもしれない。
いろんなところで、このドラマに対して批判があるようだけど、これはドラマなので勘違いしないでほしいですね。あくまでも、理想だと思っています。必要ではあるけど、できないのが事実と言うことも知っていると思うので、ドラマだから~と割りきってほしいですね。