ちょっと、歩きすぎたかなぁ?約2時間は歩いたからね。でも、楽しかったし、勉強になったし、素敵な作品を見ると、体は疲れても心はスッキリしますね。最初に行ったのは、パッチワーク展。地元周辺のパッチワーク教室の先生及び生徒さんたちの作品展。初歩的な作品からプロ並みの作品まで、いろいろとあった。パッチワークではお馴染みのパターンもあったけど、私が気になったのは、懐かしい「それいゆ」に載っていた、中原淳一さんが描いた少女の絵をモチーフにした布を使った作品。手芸店や100均ショップに売っているレースを使ったり、ファスナーを使ったり、自分で集めていたボタンを使って、タペストリーを作られていた。その少女の絵の布が気になって、製作された方に聞いてみたら、東京キルトフェスティバルで買われたということでした。やっぱり、東京に行かないと材料が揃わない。これが田舎の現実ですね。そして、パッチワークを続けるには、大きな作品を作るには仲間が必要だということだった。自分の作品を理解してくれる人やいっしょになって、悩んだり励ましたりして作る。そんな仲間は必要だと思った。どこかで、そんな人たちに会えたらいいなぁ~って思った。
もうひとつのギャラリーでも、素敵な作品があって、ちりめんで作られた人形やつるし雛や和菓子。かわいかった。和菓子なんて本物かと思ったくらいだった。ちりめんで作られた、サンボンネットのスーは意外にも素敵だった。つくづく、布には芸術には限界がないと思った。もっともっと、素敵な作品を作りたいと思った。