「植木等とのぼせもん」と「ウチの夫は仕事ができない」。ちょっと、考えさせられるストーリーだった。「植木等とのぼせもん」では、谷啓さんがクレイジーキャッツをやめようとしている話がひとり歩きして、松崎さんが勘違いをして、メンバーが振りまわされてしまう。そこで、ハナ肇さんが植木等さんに諭すように話して解決って感じでしたね。ハナ肇さんが「土台がしっかりしているから、お前が前に出て行けるのだ。」みたいなことを言っていたのが、心にずきゅんと響いた。それぞれがそれぞれの役割をすることで土台ができて、だからこそ、誰かが飛び出していける。そう、誰も大切な役割をすることで引き立てていくことも必要だと思う。でも、誰だって自分が表に出たい。でも、出られない。ただ、それだけだったのか?東京オリンピックを見て刺激されたのかはわからないが、そんな疑問は誰もが感じること。それをどう乗り越えるかがこれからの課題になっていくのかな~って思った。しかし、このドラマの出演者のみなさんは、すごいと思った。クレイジーキャッツもすごい人たちだったと思った。歌って踊って演奏もして、コントやお芝居もする。このすごさを今になって気づいた。このクレイジーキャッツに近いのが、関ジャニ∞なのかな~とも思った。彼らも歌って踊って演奏もして、コントもお芝居もできるし~ね。コンサート中にコントは必ずあるからね。その関ジャニ∞の亮ちゃんが演じているのが「ウチの夫は仕事ができない」意外と仕事ができるつかポンは、決して人を蹴落として前に出るタイプではなくて、地味な仕事をコツコツとやってキャリアを積んでいくタイプ。だからどうしても、ダメ人間に思われがちだけど、不器用だけど真面目でコツコツと仕事をする姿はかっこいい!大きな仕事のポジションを任されても、それを断ってもひとつひとつの仕事をこなしていく。そして、子供が生まれるとイクメンぶりを発揮する。仕事、できるじゃん。さーやも素直でかわいいから、つかポンを暖かく見守っている。最後のシーンは感動した!思わず、声を出してしまった。人は素直なのがいちばんなんだと思った。自分にも他人にも素直なのがいちばんなんだと思った。

最後のつかポンの姉と同僚の田所さんが結婚するシーンは、不思議な感じだった。最終回は最高の感動でしたね。みなさんが歌って踊るシーンも素敵でした。

長くなってごめんなさいね。あくまでも、個人的見解です。