森昌子さんがご自身の子育てについて出版された、本が話題になっていると知ってから、ずっと、気になっていた。昨日、「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」で紹介していた。長男はワンオクのTaKa、次男はテレビ局勤務、三男もロックバンドのボーカルをしている。男の子3人だと、キツいだろうなぁ~と思っていた。女の子は、だいたい、口で始まり口で終わるからうるさいですむけど、男の子3人になると口だけでは終わらない。体も大きいし、体力もあるから、息子に殺される母親も多い。森昌子さんのすごいところは、絶対に負けない。子供たちの間でも敬語を使う。門限を守らない時は家に入れない。18才を過ぎたら自立させる。好き嫌いがあって、食べないと次のご飯はなし。公園で転びそうになっても手を出さない。怖いと考えてしまうけど、それぐらいしないと、母親は息子になめられてしまう。おかげなのか、3人の息子たちは活躍している。ワンオクのTaKaは世界中で活躍している。次男は結婚してテレビ局で働いている。三男も長男に負けないようにと活動している。この母親の強い精神が息子たちを成長させたのだと思った。父親は、ちょっと、息子には甘やかしていたようなところと、森昌子さんに対してはわがまま言い過ぎていたようなところがあった気がした。「自分のようにはしたくない。」の思いで育ててきた甲斐があったと思う。
しかし、自分が歌手だったことを隠していて、息子たちが他人から聞いてびっくりして、母親に確かめたとか?専業主婦になるために引退したけど、離婚後、どうやって生活していくかと悩んでいた時に、背中を押してくれた息子たち。小さい時にきちんと対応して育てたことに、息子たちの成長と活躍があると思う。

昨日の番組ではなかったけど、何かの記事で母親がつらい思いをして苦しんでいた時に、長男が「もう、無理しなくていいよ。」って感じのことを言って、離婚を決心したような話を知って、子供の方が冷静に見ていて判断できるのだなぁ~って思った。子供だからと言うけど、意外と子供の方が大人なのかも知れない。

森昌子さんのすごさに驚きながらも、納得できた内容でした。