今から、10年ぐらい前に、1人の小学生の女の子が遺体で見つかった。最初は少女が川から滑って落ちて亡くなったと言われたが、その時点で母親の畠山鈴香が疑われていた。家から川まで遠くて子供が遊びに行くようなところではない。最初はおとなしかった、母親も態度が変わり、こわくなっていた。しかし、警察の捜査も進まず、犯人も見つからなかった。その少女と仲よく遊んでいたのが、近所にとって住む少年だった。同級生ではないが、仲よく遊んでいた。少女は髪の毛がボサボサだったり、何日もお風呂に入っていない感じだった。母親の育児放棄に近かった。結局は母親が橋に登った時に背中を押して殺したらしい。いろいろと調べた結果、少女の母親が葬式で見せた様子がおかしかったりしたが、はっきりした証拠もないまま、その1年近くたった時、その母親は通学途中の少年をうまく、家の中に入れて、殺してしまう。これは、さすがに証拠があったので逮捕となった。そして、娘と少年を殺したことを認めた。死刑でもいいと思うのだが、前科前歴がないこと。2人も殺しているのに、精神状態が異常たったとかで無期懲役となる。前科前歴がなくても、罪のない子供を2人も殺しているのに、精神状態が異常だったとかで無期懲役。人を殺す時に普通の精神状態の訳がないでしょ。納得いかない。少年の父親が自分で調べて警察にも操作ミスとかあったのではと思い、警察に資料を持って質問に答えてほしいと言ったが、ボイスレコーダーに録音されないような声で、はっきりと言わなかった。ドラマと変わらないのだなぁ~ 本当の警察もと思ってしまった。もっと、しっかりと少女の事件を調べていれば、少年は殺されることはなかったはずだ。もっと、慎重に捜査していたら~と思ってしまった。

畠山鈴香は小さい時から、父親の暴力の被害に遭い、母親は自分を守るために知らん顔。小学校ではいじめられ、そのいじめから逃げるために万引きをしていた。高校時代卒業後、彼ができて結婚して子供を産むが、離婚する。その後、事件が起きたところに引っ越してきた。もともとは結婚も子供もしたくなかったのかも知れないが、その子供の時に育った家から離れたくて結婚して出産もしたが、そんなことをできる人ではなかったような気がする。幼児体験がとても大切だと思った。そして、少年の父親はなかなかの人だと思った。警察が、犯人を逮捕していれば、少年は殺されなくてもよかったはずだ。この犯人が社会に出た時が、とてもこわいと思う。

2人の子供たちたちが、あの世で仲よく静かに眠っていてくれることを願うしかないですね。ちょっと、つらい内容の番組でしたが、事実は小説よりも奇なりですね。