鶴田真由さんの声って、こわいなぁ~と思いました。耳元で親身になって話を聞いていくれたら、マインドコントロールされてしまう感じですね。鶴田さんが演じるのはサロンのネイリストの役なんだけど、ネイルするだけでなく、お客様と接してネイルサロンやマッサージなどをしながら、話を聞いているうちに悩み相談になっていた。それでお客様が心を許したところで「お金を貸してほしい。」と言うようなことをささやいて、お金を受け取ったあと、そのお客様が自殺していた。自殺したお客様は3人で、もともとは何かしらの悩みをかかえていたから、このネイリストが関係しているとは言いがたい。が、彼女の周りを調べていく間に意外なことがわかってきた。サロンの経営もあやしくなってもこのマンションからは離れたくないと主張したり、倉庫に使っている部屋をあけようとしないことなど、不審な点が出てきた。結局、彼女は専業主婦からネイリストになったのだが、サロンを始める時にある美容師と共同経営するのはずだったがトラブルが発生して、美容師の男を殺して倉庫に隠していたのだった。それがバレないようにするために、そのマンションから離れたくなくて、3人からお金をもらっていたわけだった。3人は、お金もなくしてしまったことがきっかけとなって自殺したのかもしれない。やっぱり、女はこわいですね。女の敵は女。ちょっと、こわいストーリーだった。
こう言う魔性の女の取り調べるのは、女しかいないかもですね。天海祐希さんのような、シャキッとしている女性。男は騙されて骨抜きにされてしまう可能性もあると思いますね。しかし、鶴田さんの声は魅力的でした。あの声だからこその役だったと思いますね。