途中から観たけど、いつになく、小沢真珠さんがいい役で、予想どおり、高橋かおりさんは悪役だったけど、高橋さんは犯人ではなく、四方堂亘さんが犯人で納得した。これも、誘拐された高校生の両親に問題あり。夫は仕事が忙しいと言いながらも、銀座のホステスに金を使いまくって、あやしい関係に~妻は子育てに必死のふりをしていながら、娘の気持ちは理解しないで自分の理想だけを追っている感じがする。高橋さんが演じる保育士は、昔は有名なスリだった。このスリがキーワードみたいな感じでしたね。小沢さんが演じるパン屋さんは取り壊しの問題があり、その問題の相手が先ほどの高校生の父親で、その娘を誘拐して身代金を取ろうとしたが、元保育士が高校生の母親の携帯をスってしまったために、ホステスの受け渡し場所が変更されて、殺されてしまう。しかも、誕生日の日に。一見、難しい話に見えるけど、内容は少しずつズレた結果かな?パン屋さんが取り壊しの話がなければ、保育士がスリをしなければ、母親が娘の心や気持ちを理解していれば、父親もホステスに夢中にならなければ~といろんな偶然が重なった必然になったのかな?事件も事故も、起こるべくして起きる。何も無いところには起きない。今、現在、起きている事件も事故もそうだと思う。殺される人には殺される理由があるはず。理由なき殺人が多いのは問題だけど、理由があるのなら言うべきだと思う。
両親がいて当たり前だけど、その両親が子供を理解しないといけない。わがままを許すのではなくて、子供の心と気持ちを理解する。簡単なようで難しい。このドラマも「緊急取調室」もそうだなと感じた。意外と難しいことなのかもしれない。
高橋かおりさんも小沢真珠さんも、ちょっと、年をとったけど、美しいなぁ~と思ったけど、高校生のお母さん役の遠山景織子さんは、年をとったなぁ~と実感しましたね。色白とあったからかな?
床嶋佳子さんがいい奥さんを演じていらして、憧れの眼差しで観ています。私には、絶対に無理だからね。