やっぱり、ユーミンは憧れでしたね。生まれ育った環境とかピアノが弾けて、絵も上手でスタイルも良くてセンスもいい。若い時から、普通の人が行けないようなお店や米軍キャンプにも行っていた。そのことが、ユーミンの個性が作られて、素敵な作品も生まれてきたような気がする。10代の頃、誰もが経験できると思いこんでいたけど、現実は違っていた。でも、どうしても夢の世界に消えたいと思った時は、必ず、ユーミンの歌が必要となった気がする。その世界ではシンデレラ気分に浸れた。私の理想だった。すべてにおいて理想だった。だから、ユーミンの歌が好きだった。「海を見ていた午後」のような、いつかはドルフィンでソーダーを飲んでいるかもと思っていた。デートじゃなくても、友達といっしょに行くことがあったかも知れない。そんな夢も消えて行った。確か、女学生の友だったかセブンティーンか忘れたけど、雑誌に出ていたユーミンのタンクトップとホットパンツ(今はショートパンツ)で、スニーカーのファッションは新鮮だった。田舎ではいないタイプだったから驚いた。コンサートはなかなか、行けなくて行ってないけど、ユーミンの存在そのものが憧れなのだと思う。今でも、時々、聴きたくなるアーティストのひとりです。女性なら、必ず、1度は通る道のような気がします。

とても、63才と思えない若々しさ。うらやましいですね。いつまでも、ユーミンのようになりたい気持ちだけは持っていたい。夢は消えても、また、違った形で追いかけて行くためのサプリメントみたいなものかも知れない。