昔、そう子供の頃から眠ると、必ず、見る夢があった。それは、都市計画になる前の古い家の頃。近くに小学校や中学校のグランドがあったので、そこに宇宙から変な人たちが来て、なぜか、昭和初期の看護婦さんや医師の服装で、大きな注射器みたいな銃を持って近づいて来て、次々と細菌兵器をまいて殺人を繰り返すと言う内容。時々、見てはこわくなっていた。今、思えば、あの頃に宇宙人とかUFOとかネッシーなどに興味をもちはじめたからではないかなと思った。そのあと、都市計画で3階建ての狭小住宅になり、庭や池はなくなったけど、近所の家と屋上でつながっているので、今度はここにある国から飛行機が飛んできて、この屋上に降りて私の部屋に入ろうとして、「来ないで~」って言う内容。その他に見た夢はいつも、同じような内容の夢を見て、朝、目覚めてからも覚えていたので原稿用紙22枚の小説もどきを書いて、友達に読んでもらったら「里中満智子さんのマンガの読みすぎ」と言われた。中学生の頃の話。確かに里中満智子さんのマンガにハマっていたから、納得した。このストーリーがそれ以降も続いた。主演をその時、好きなスターやアイドルやミュージシャンを主人公にしていた。私は、監督なので出て来ない。脚本・音楽・衣装・ヘアメイク・演出・キャスティング・カメラ・録音などをしていて、自分だけの映画を作って見ている気分になった。子供の頃のこわい夢は見なくなったし、自己満足の映画も見なくなった。たぶん、今の生活が穏やかで満足しているからかな?と思っている。過去の夢を見ていた頃は、きっとストレスがたまっていたからなのか?納得のいかないことが多かったからなのかな?と思っている。でも、どうしても眠れない夜は自己満足の映画を見るようにと願っていると、眠りの世界に入っている。
正夢も時々、見ている。夢の中に「どうしてこの人が~」と思っていたら、意外な番組で見たりする。この場合、番組欄にも出ていないし、好きな人とは限らないので、情報も知っていないのにテレビで見るから、ドキッとした。プレゼントや握手会が当たるとかはもちろん、コンサートのチケットの席が、夢で見た席と近くでびっくりしたこともある。ただ、ここ20年近く、必ず、夢の中に出てくる青年が何者かな?が気になる。