ドラマを観ているけど、私が想像している芸人の世界とドラマで表現されている世界に、違いがありすぎて、理解できないこともある。ただ、芸人の世界は、売れるまでも大変だが売れてからも大変。コンビだとコンビの間にいろんな問題が起きてくるのは、しかたないことなんだなぁ~と思った。コンビで漫才を始める時は話も合うし、いっしょにいても楽しいし、みんなの前でやると笑ってくれてうれしくなる。それで、プロになると、そんな簡単に売れるわけはないし、思っていたよりも、お客様が笑ってくれなかったりして、どんどん、追いつめられていく。お金はないし仕事もないし、でも、彼女はいる。自然と食べさせてもらう。そのうちに、相方とも彼女ともぎくしゃくして、別れてしまう。長く続けたくても続けられなかったりする。これは、どんな仕事にも関係してくる話だけどね。夢は夢だけど、夢と割り切って生きるのもいいけど、それもさみし過ぎる。夢を夢じゃなくて現実にするために、頑張るしかない。観ているうちに、なぜか、切なくなってきた。


まだ、続いているので、どうなるのかはわからないけど、又吉直樹さんもこうだったのかな~なんて思いながら、観ている。本当に切ないストーリーになっている。

どの世界でも生きると言うことは、そして働くと言うことは大変なことだと教えてくれているような気もする。