2ヶ月ぐらい前に再放送していた、映画のラストシーンの20分ほどしか観られなかったので、昨日のドラマを楽しみにしていた。鈴木京香さんはぴったりの役だと思ったけど、昔の映画の松田優作さんが、かなり、強いと言うか印象に残る刑事役だったので、藤原竜也さんはどうなるのかな?と思っていたら、想像と違ってクールな刑事役を演じていた。クールで落ちついているように見えるけど、本当は熱血漢って感じでしたね。ただただ、犯人を捕まえたい一心で、少々、行きすぎるような行動もするけど、人のやることなすことをけなしてばかりで、結果を出さない人よりはいいと思いながら観ていた。犯人役の鈴木京香さんを追いつめていくシーンは、ちょっとこわかった。新しい棟居刑事が生まれた瞬間だった。棟居刑事役と言えば東山紀之さんも素敵だったけど、今回の藤原竜也さんはルックスがかわいい分、心配でした。しかし。このかわいいルックスが冷たい表情になるとものすごい恐怖を与えると感じた。ストーリーは有名だから省くけど、今回のキャストはほぼぴったりだと思った。そして、あの有名なテーマソングをEXILEのATSUSHIさんが歌ってましたが、最高によかったですね。ジョー山中さんとは違うイメージで、それでいて、ドラマの主人公の心をうまく表現していたと思う。霧積を歩く親子の後ろ姿に合いすぎて涙が出そうになった。

母さん、僕のあの帽子、どうしたんでしょうね?ええ、夏、碓氷から霧積へゆくみちで、谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ。

この日ドラマも、ある意味、嘘を突き通そうとして間違えて、殺人事件を起こしてしまった女の人生のひとつの例ですね。時代のせいもあるけれど、ちょっと、方向を間違えてしまったような気もしますね。