3月14日により亡くなられた、渡瀬恒彦さんの追悼番組として、放送された。最初から、女性が慌てて「ひったくりに追われている。」と言って、タクシーに乗ってきたことから事件が始まる。たぶん、この人があやしいと思ったけど、意外な形で終わる。この女性を演じていたのが葉月里緒奈さん。もともと、綺麗な人だったけど、今でも(2013年のドラマ)綺麗だった。当時、38才とは思えない若さと美しさとスタイルの良さ。ママだとは思えない。無表情な感じがよりあやしい雰囲気を出していた。この事件もまた、警察の方たちの悪いことがきっかけで、どんどん、悪い世界にハマってしまって、どん底におちてゆく話。葉月里緒奈さんが演じる、旅行会社の社員は未婚の母だった。でも、本当は未婚の母ではなく、婚約者が自殺したことになっていた。しかし、この自殺は自殺ではなく、殺されたのであった。それがわかるまで、次から次と殺人事件がおきる。はっきり言って、最後の最後までストーリーがわからなかった。殺人事件を調べている警察も、おかしな取り調べとか犯人探しをするから、何がなんだかわからなかったけど、この女性の婚約者が、実は当時の先輩警察官と有名な会社の社長がぐるになって、まずは社長が自分の妻が浮気をしていたことに怒って、保険金ほしさのために殺した。そして、このことがバレないようにと女性の婚約者を自殺に見せかけて殺した。しかし、婚約指輪が残っていたら、あやしいと思われると言うことで、指輪と社長の妻の絵と妻を刺した包丁を土の中に埋めていた。が、婚約者の母親がその土を掘りおこしてあったことを見つけて、包丁を警察に届けたことからわかってくる。つくづく、世の中には悪い人がいるのだなぁ~って思う。正直者はバカをみる。そんな世の中なのかな?結局、犯人は葉月里緒奈さんが演じる女性なのだが、殺人は悪いことだけど、もともとは誰が悪いのかと言いたい。女が殺人をすると言うことは、それなりの何かがあるのだと思った。でも、現実はそうでもないけどね。こんな事件はおきてほしくないですね。ドラマだけにしてほしいですね。

もう、渡瀬恒彦さんのドラマが再放送だけになってしまうのはさみしいです。