途中から観たけど、印象に残ったのは沢田研二さんと中森明菜さん。やっぱり、この人たちは違うね。他の歌手とは違う魅力がある。まずは沢田研二さん。今はちょっと太られたらしいけど、あの頃はスマートでした。でも、特に身長が高いとかスタイルがいいと言うわけではないけど、あの当時は何を着ても素敵だったし、着こなしていたし、似合っていた。白いシャツにダメージジーンズ(当時は穴のあいたと言う表現。)で、帽子に濃いメイクでも違和感がなかった。パラシュートを付けても素敵だった。不思議だった。きっと、彼が生まれた時から持っていたものなのかな~的なオーラを放っていたと思う。スターなんだよね。そして、あの声。ロックっぽい曲の時は高音がすごく素敵。バラードの時は静かなんだけど、低音が心に響く。子宮にズキュンとくる感じかな?あの声が女性にはたまらないのだと思う。個人的には「勝手にしやがれ」もいいけど、ザ・タイガースの時の「落葉の物語」かな?本当に王子様のようなイメージで歌っている。歌に合わせて、衣装だけでなく、自分自身さえもプロデュースする力のある人なんだと思う。いつ聴いても「勝手にしやがれ」はかっこいいですよね。

中森明菜さんも自分自身でプロデュースする力のある人だと思う。「スローモーション」や「セカンドラブ」と「少女A」や「飾りじゃないのよ涙は」、これだけでも違うのに、そのあとの「DESIRE」や「ミ・アモーレ」や「北ウィング」になると、また、違うイメージになる。女優かと思うくらいの役作り。だからこそ、恋愛になると危なくなる方へ行くのだろう。せっかくの才能を生かして、もっとすごい歌手と言うかシンガーになってほしい。あの独特な感じの人は、なかなか、出て来ないような気がする。まだ、若いのだから頑張ってほしいなぁ~明菜さん、待ってます。


歌番組が多くて、ジャンルとか関係なく、いろんな歌が聴けて、そして、必ず、めちゃくちゃ売れる歌があった、あの時代。おかげで、この頃の歌は覚えている。ほとんどが歌える。ひとりでもいいから、カラオケに行って中森明菜さんメドレーを歌いたくなった日でした。