昨日15日は、あの軽井沢バス事故から1年経った日でした。乗客乗員15名の命が奪われました。私も、2年前まではよく利用してました。明るい時間に移動すると時間がもったいなくて、夜に出発して朝に着く方が無駄なく時間を使えるような気がしました。思っていたよりもゆとりがあって、寝るには余裕があるバスもあったし、運転手さんも2人で運行しているバスも多かった。そして、値段。東京に行くときは、どうしても越後湯沢で乗り換える先の新幹線に乗るための電車の時間が合わなくて、到着がお昼頃になるのが嫌だったりし、金額も高い。今も新幹線は高いけどね。バスだったら、往復で10000円以下になることもあったが、新幹線は20000円以上になるし、夜行列車も少なくなりつつあったので、どうしても、バスにしてしまう。ホテル代も食事代も節約してとなると、高速バスは最高の乗り物だった。到着する場所も新宿とか東京駅周辺など、便利な場所が多かったのもよかった。ただ、帰るときは、今みたいなバスターミナルがなかったので、探しまわって迷子になりそうになったり、あやしい人がついてきそうになったりとこわいこともあったが、節約した分、また、行くことができるので助かった。確かに、冬はこわいことが多い。寝ていることが多いので、ちょっとした音でびっくりしたり、サービスエリアでバスがわからなくなったりといろいろとあったが、夢の国に連れて行ってくれる、乗り物だと思った。出発時間が午前0時前が多いので、気分はシンデレラだった。そんな時にバスの事故が多くなって驚いた反面、やっぱりとも思った。その後、私は病気の関係で夜行の高速バスは禁止になり、高いなぁ~と思いながらも新幹線に乗るようにしているけど、この時間的だったらバスに乗れるし、交通費も安くなるしと考えてしまう。バス運行会社の人たちは、そんな思いで乗っていることなんて気にしないで、安くて早ければいいとか、なんだかんだと言っても乗るだろうとかの甘い考えで運行していたのかもしれない。本当に乗客のことを考えていたら、あんなこわい事故は起きなかったと思う。乗客の楽しい思い出を作る乗り物だと言うことを忘れないでほしい。

もう、乗ることはないけど、高速バスで東京へ行ってコンサートや美術館や水族館、そして、東京タワーやスカイツリーにも行った時の思い出は、今も胸の奥で輝いてます。高速バスは大好きでした。