昨日、観ていた番組、でオリラジの藤森慎吾さんのお母さんがおばあさんの介護をしている内容の放送していた。藤森さんのお父さんは大手機械メーカー勤務で、インドネシアに単身赴任をしていて、年に2~3回しか帰って来ない。藤森さんはお姉さんとお兄さんがいるけど、3人とも自立していて実家には暮らしていない。お母さんはおばあさんのために食事を作り、掃除・洗濯はもちろん、畑仕事や買い物もする。食事もおばあさんのことを考えて、毎回3食のために10種類も作る。さらに、食べやすいように切り方や調理方法も考えて作る。少し、痴呆症が始まったおばあさんは、普段は部屋に閉じこもっているが、防犯カメラで見ていると、いつの間にか、食べたことを忘れておやつを食べている。それを知っているのかどうかは、知らないけど、お母さんは、おばあさんのために頑張る。でも、疲れ果てて、お父さんに電話しても「お前が何でもするからだ。」と言われてしまう。そんなお母さんを見て、藤森さんは、お父さんに話をしようとしたが結論がでなくて、お兄さんも入れて話し合いとなる。このままでは熟年離婚になりかねないからだ。藤森さんは、優しい人なんだと思った。お父さんにお母さんのことを好きかどうか聞いて、話を聞く。結局、お父さんは、お母さんが好きだと言うことで離婚はなくなった。そして、毎月10日は施設に行くなど決めた。藤森さんは「これを放送していいかどうかと悩んだけど、悩んでいる人もいると思うので~」と言っていたが、最近は、多い話なのだ。すぐ、施設とかケアサービスとか病院に入れると、近所の人に知られれたくないとかで家で介護する人が多い。しかし、家族だけでは限界がある。そして、男は、逃げたがるし~結局は、奥さん1人でみることになるわけだが、夫は見て見ぬ振りをして知らん顔。自分の母親なのに~今回の放送で考えた人もいると思う。男だから女だからとか嫁だからとかのこだわりとかは捨てて、みんなで考えることが必要だと思う。利用できる施設や設備は利用して、お互いに助けあうようにしないといけない。

男って逃げるくせに、すぐに妻の言い分を聞かないし、いたわりの言葉もない。上から目線の言葉じゃなく、もっと、よりそって話を聞いてあげてほしい。そして、感謝の気持ちも忘れずにと思う。私の周りにもこのような状況にいる人は多い。いちばん、大事なことなのに、逃げようとする男が許せないと思ってしまった。

藤森さん、ありがとうございました。あの番組でほっとした人も多いと思います。お母さんがしあわせになるようにと願っています。