高校生の頃、アイドルもハードロックも聴いていたけど、もちろん、フォークも聴いていた。たぶん、ラジオで聴いたのが最初だと思うけど、その他にもあった。高校1年の時、たまたま、クラスに郷ひろみさんのファンがいたことで、仲良くなった人もいたけど、私の記憶にはないのに、小学校がいっしょだったからと近づいてきた人がいた。記憶にもないしクラスがいっしょだったわけでもないし、途中で転校して行ったことは知っていた。やたらと近づいてきて嫌な予感はしていた。2年になった時、突然、態度が変わってクラスメイトに私の悪口を言いまくり、孤立するように仕向けてきた。周りの様子でわかった。それから、しばらくしてから、1年の時のクラスメイトが、放課後に隣のクラスによんでくれた。そこには、ギターをもった女の子を真ん中にして、椅子で円を作り、何人かの女の子も座っていた。すると、突然、ギターをもった女の子が弾きながら歌い始めた。曲は「精霊流し」当時、注目されはじめていたグレープの曲だった。聴いたことはあったけど、驚いたのはギターと歌の上手さ。こんなにきれいな声を出すとは~ しかも、貧血気味で月曜日の朝礼を休んでいたのに~それから、しばらく放課後は隣のクラスでグレープの他、かぐや姫や風やイルカさんの歌を歌って過ごした。それがよかったのか、少しは周りも変わってきた。確か、クラス委員の子だったと思うけど、彼女が「研修旅行に行きたくない。」と言った私に「絶対に連れて行くから。縄をつけても連れて行くから。」と言ってくれたおかげで、研修旅行で九州に行くこともできた。長崎も行きました。心に残る言葉に「必ず誰かが見ているからね。わかる人にはわかるからね。」とか「自分で自分を追いつめないで。」と言われたことで立ちなおれたような気がします。もしも、隣のクラスにいかなかったら~ どうなっていたのかな?たまには違う世界を知るのもいいことなのかもしれませんね。ちょっとしたきっかけが必要なのかな~と思う。


さだまさしさんの歌にもいろいろと思い出があるので、また、あとで書きます。          

若い時こそ、いろいろな人や物にあって、経験したり冒険したほうがいいですね。