中学生の頃、勉強しているわけでもないのに、深夜のラジオ番組を聴いていた。子供にはよくない話も、気にしないで聴いていた。その頃に聴いたのが、ガロの「学生街の喫茶店」だったと思う。子供のくせに、詞の内容も理解できないのにズキュンとした。あの頃はカセットテープレコーダーで聴いて録音するのだけど、フルコーラスでないし、今みたいに便利じゃなかったので、レコードを買うと決めた。CDではなくてレコードでした。田舎のレコード屋だし、爆発的に売れる前だったから、ガロコーナーもなければ、派手なPOPもないから、必死に探したけど見つからず。それから、3日間通ったけど、ガロのシングルのタイトルにもないし、レコード会社で調べても見つからず。家に帰ってから気づいた。「学生街の喫茶店」は、メインの曲ではなくて、今の時代ならカップリング、ちょっと前ならB面。いわゆる、裏面の曲だった。翌日、また、レコード屋に行って探して買いました。なぜか、小さくタイトルが~ありました。それから、毎日、しつこく聴いた。メインの曲はタイトルも覚えていなくて、2回ぐらいは聴いたかな。あれから、44年はたつのかな?年がばれる。トミーもマークも亡くなってしまった、今、また聴きたくなったけど、レコードの状態が悪くなっていると思って、またまた、必死になって某通販サイトで探して買いました。ベスト盤となったCDを……時々、聴いてはあの頃の思い出とガロのCDジャケットの写真を見て、ボッーと過ごしてます。もう、あの頃みたいに4日間もCD屋に通わなくても、携帯の通販サイトで買える。いい時代だけど、何かさみしく感じるのはどうしてなのかな?