まさかこのタイミングで…
朝一緒に起きて朝ごはんを食べて、洗濯や掃除を済ませ、買い物に行き、お昼を食べたら病院に行く、お見舞い以外はいつもと変わらない生活でした。
ただひとつ、長男の顔が赤っぽいこと意外は…
昼過ぎ
昨日と同じく病室に着くと妻のそばで遊びだす長男。
押すボタンが大好きな為、ナースコールを押してしまい慌てて取り消す時に体温が高いことに気付きました。
これは…と思い病室の体温計を借り計ってみると、「38度」と表示される。
ここは病院でさらに新生児が同じ部屋にいるということで一刻も早く撤収しなくては、と来て15分もしないうちに帰宅することに。
ここでもそれほどぐずることなく帰る支度をしてくれた長男でしたが、いざ帰る時の妻を見る長男の目はとても悲しそうで、見ているこっちも辛くなるほどでした。
病院から出て駐車場へ向かう時、手を繋ぎながら歩きましたが、いつもは喋りすぎなくらいおしゃべりな長男が言葉少なげに、しかし少しだけ喋りながら歩く姿を見て我慢をさせていることにはっきりと気付きました。
この事態を招いたのは父である私で、本当に辛い思いをさせて申し訳ない気持ちになりました。
自宅に帰ってからは一緒にごはんを食べ、熱があるのでお風呂はやめて体を拭くだけにしましたが、終始元気に遊んでいる姿を見て少し安心しました。
いつもは寝室についても遊びきるくらい遊ぶ長男ですが、この日は熱があり疲れたのかすぐに寝てしまいました。
その後寝ている長男の体温を計ってみると「39度」…
見たことも無い高温に慌てる私でしたが妻に相談し、まずは翌日お医者さんへ連れて行くことに決めました。
ただここで日中を思い返して不安が…
いつもよりお茶の消費が少なく、泣いてもいないのに右目から涙が零れている、寝ている長男の手を握るととても冷たい。
「発熱」、「高温」で調べてみると幼児は大人よりも脱水症状になりやすいという文字が飛び込んできました。
さらに気になっている長男の状態と脱水状態の症状でいくつか合致するところが…
それからは慌てて支度し、義母に協力してもらいながら長男を夜間救急へ連れて行きお医者さんに診てもらいました。
その間長男はぐったりしながら、それでも時折喋りかけてくれて
まるで元気だよ、と言っているようで声を聞くたびに安心することが出来ました。
お医者さんからは脱水症状もなくインフルエンザの疑いも少ないから、ただの風邪じゃないかということで下熱剤を処方していただきました。
自宅に戻り布団に寝かせるとすぐに長男は寝付きました。
深夜2時頃
呼吸がむせて長男が起きました。
まだ熱があったのでお茶と薬を飲ませると楽になったのか、またスッと寝ました。
一度はあると言われる幼児期の発熱ですが、まさか妻のいない時に起きるとは思ってもみませんでした。
心も身体も辛いはずの長男が健気に遊ぶ姿を見て、自分の不甲斐なさを知り、長男の尊さを知りました。