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ローリー・マキロイが弱気発言のタイガーにエール

2015年12月03日12時04分


自身がホストを務める米ツアー外競技「ヒーロー・ワールドチャレンジ」の会場に姿を見せて、1日(火)に公式記者会見に臨んだタイガー・ウッズ(米国)。持病となっている腰から背中にかけての故障からの復活に「何も答えられない。(復帰への)タイムテーブルはないんだ」と語るなど、弱気ともとれる発言にゴルフ界に波紋が広がった。
                                         -抜 粋-



スイングの写真ならまだしも、何気ない二人の会話中の写真に、タイガーウッズ選手の抱える問題点を垣間見ることが出来ます。
普段しっかりと説明を聞かれる患者さんには、この写真を見て真っ先に気付くべき点は話していますよね?
気付く故に「だから腰から背中にかけて負担が加わってるんだな」とみる事が出来るはずです。
要するに状況証拠としてこの写真は価値ある一枚といえます。

普段ゴルフをされる方は、ゴルフスイングを能動的な動きとして捉えてしまいがちなんです。
だから、上記の写真を見たとしても特に何も気づかないと思います。

治療する側やパフォーマンスについて語る側が見るべきことは、能動的ではなく受動的な動きなんですよ。

受動的な動きに理解があれば、上記の写真を見た時点で、「え!?タイガーの体に思わぬ負担がかかってるなぁ」と気付くはずです。
私はこのニュースに載った写真を見たから、今回の記事を書いたくらいです。
何気ないこの写真がニュースと同時に配信され無ければ、記事にはしてなかったでしょう。
それくらい、大事な状況証拠写真と言えるんです。

そして改めてタイガーウッズ選手のスイングを確認してみました。

GDOニュースより
http://news.golfdigest.co.jp/players/swing/266/2009/

上記アドレスの先で、2009年のスイングと2015年のスイング動画を比較してみる事が出来ます。(つまり6年の変遷ということです)
先にも書きましたが、能動的な動きとして見れば、彼の動きの逐一に対しフォームの指摘をメインに語ることになるでしょう。
受動的な動きを見る場合は少し違います。
今回の写真と一致する受動的な動きは、2009年と2015年の「ドライバー正面」の動画の映像から見る事ができます。
それぞれの映像をドライバーのヘッドが頭の上に来る辺りで一時停止してみてください。
その時の両者を比較してみれば、今回の写真と合致する理由が垣間見えるのではないでしょうか。