『おじさまと猫』の4巻。
妻を亡くしたショックからステージに立つことはおろかステージを目の前にする事も出来なくなってしまったピアニストの神田冬樹。
なかなか買い取り手の見つからなかったエキゾチックショートヘアのふくまると出会い少しずつ前に進めるようになってきた。
ある日、そんな彼をライバル視していたピアニストの日比野奏もひょんな事からエキゾチックショートヘアのマリンを買うことになり、ペットショップで神田と出会うことになる。
今まで敵対していた日比野だったが2匹の猫たち(実は姉弟だった)を通してわだかまりが少しずつ消えていくのがなんとも暖かい気持ちになる。
そして、この巻のラストの話をきっかけにある事件が起きるのだがそれは次巻へ。
兎に角ほのぼのしたい方は是非。
