娘のアトピー治療で皮膚科に行った時のこと。

先生「うん、ユニちゃんはこれなら100点だね!」

P「いや、まだザラザラしてますけど…」

先生「今のうちはこれくらいで十分なんですよ」

P「でも日焼けとかしたらヤバイんですよね?」

先生「いや、それは大っきなウソ!日焼けはステロイド塗るのと同じ効果があるんですよ?ビタミンDも合成されるし…。あなたまでそんなこと言ってちゃダメですよ」

P「えっ、でも赤ちゃんの頃の日焼けの影響は後になって響くっていうし、保育園ではうちの娘が1番黒いくらいで、他の子はみんな日焼けどめガンガン塗ってますよ」

先生「そんなの塗ったって全くの無意味ですよ(笑)」

P「えー、ちゃんと資生堂の赤ちゃん用の使ってますし、今のうちからケアしないと年頃になって白くならなくては困りますよ~。娘から、どうしてケアしてくれなかったんだ!って言われたくないですからぁ」

先生「あのね、白いのがいいだなんてのは今のトレンドに過ぎないんですよ、たかが日本の。私の頃は男も女も黒いのがもてはやされたんだから。アグネスラムしかり、夏目雅子だってビールだかのキャンペーンガールしてた時は真っ黒でしたよ!ステロイド沢山塗って白いのと、ステロイドが軽減出来て黒いの、どっちを選ぶんですか?」

P「それはステロイドは少ない方がいいですけど…。でも、年頃の15年後ならまだ白が人気ですよぉ。さすがに日焼けどめは必要だと思うんですけど?」

先生「そんなの意味ないって!大体ねぇ、お父さんの教育が間違ってるんじゃないんですか?そもそも『どうしてケアしてくれなかったの?』なんて子どもから言われない教育をしたらいいんですよ。日焼けどめにお金使ってる暇があればもっと別なことでお金を使ってあげなさいよ。もう日本なんてダメですよ?この子が日焼けによる影響で寿命が縮まるとすれば80歳で死ぬところ76-77歳で死ぬという程度の差ですよ。この子が76歳の時は年金なんてもらえませんよ?そんな環境なら日焼けから避けて80歳まで生きるより、沢山太陽を浴びて76歳で死んだ方がはるかにましだ。年金ももらえないで長生きさせるだなんて酷な生活を子供に強いるんですか?そんなの食糧も持たないで山登りするようなもんですよ。お父さんが本当にすべきことは、子どもが歳をとっても安心して暮らせるようにしてあげることではないんですか?その為にはまずグリーンカードを取得するのが1番だ」

P「グリーンカード?アメリカ行ってどうすんですか?」

先生「君ね、日本はこんな自主性のない国ですよ?悪いのは政治家なんだけどもね。こんな国、将来も安心して暮らせますか?欧州もどこもダメ。そんな時に最後まで生き残れる国はどこですか?アメリカでしょう?うちの医局の若い連中はみーんなアメリカに子供を産みに行ってますよ。1番楽にグリーンカードがもらえるからね。国籍をどっちにするかはその後考えればいい。それからお父さんがすべきことは、英語をちゃんと身に付けさせることと、どこに行っても生きていける専門性や強み、そして教養を身に付けさせることですよ。そういう事をきちんとしていれば子供から色が黒くて非難されることなんてある訳ないでしょ?子供になんにも身に付けさせないで、一生懸命お金をかけて日焼けどめを塗って色白に仕立て上げてなんの意味があるんですか?」

P「いやアメリカに行ったって、格差があって、みんなが助かる訳じゃないですよ。お金が無ければ何にも出来ないですよ、どこにいったって」

先生「だぁから何処でも安心して暮らせるように、専門性や強みを持たせてあげなさいって言ってんでしょーよ?色が白いだけで生きていけるんですか?」

P「いや、そこまで白に拘ってる訳じゃないですけど…。アメリカはともかく、きちんとした教育や強みを身につけさせるようにはしてあげるつもりです」

先生「そうかぁ、それなら良かったぁ。ユニちゃん、君はいつもニコニコで可愛いねぇ。じゃあね、またねー。ばいばーい」

と、こんな感じで診察終了です。

ここまで日焼けどめを全否定されるとどうしたらいいんだか分からなくなる(笑)
とりあえずは、それなりに日焼けどめを塗りつつ、日光を浴びさせて、きちんと将来の為に色んな機会を提供してあげればいい、と。つまりはそういう事ね?
今朝も満員電車の中、目の前に隣のオッサンの耳たぶか。
汚いなぁと思って見てたら、アブラ虫に羽の生えたタイプの虫がしっかとしがみついてた。っていうか、飼ってるのか?って思うくらい馴染んでたよ

あるアニメのラスカル、もしくはナウシカにとってのキキと同じ位の位置づけにあるのかも。虫を侮る勿れ

あと、朝、会社近くでは複数の婦人警官が銭湯に行くがごとく小カゴをぶら下げてそこにデジカメとタオルとティッシュなどを入れてウロついてた。
なにしてたんだろ。何だか会社の女子トイレの光景みたいだったー(笑)
今朝、満員電車に揺られ、へいぞーが降りた後、ふと前の乗客Aの背中をみると、1匹のケムシが…

2センチくらいのカラフルなトゲトゲが印象的なケムシ君、しきりに頭を上げて辺りを見回してる。

Aに教えてあげようか…でもちょっと観察したい…

そうこうしてると、電車が揺れ、乗客Bの高級スーツに乗り移った!いぇーい、玉の輿‼

暫くハイスピードではしゃぐケムシ君、またもや大きな揺れで乗客Aに逆戻り。と思ったらまたBの元へ

これ、写メ撮りたい!でも変に満員電車で「カシャッ」なんて音がなったら、田代まさしの二の舞になるぅ~。ここは我慢我慢

このやり取り、そろそろAとBに教えてあげようかな、と2人の顔を見るとエラく真面目な顔をして電車に揺られている…
Bはイヤホンしてお勉強モードだし

うーん…このシュールな感じ、好き!ここで真実を告げたら野暮な気がしてきた

降りる時に教えてあげようか、それともこのままにして、2人のどちらかが、どんなシチュエーションで気付くかを想像する楽しみを取っておくか、悩む…

暫くケムシ君の空中ブランコを眺めてたら、なんと、次の駅で大波乱‼

このショーの間にトボけた顔して乗客Cが割って入ってきたではないかっ

これではケムシ君はAとCの間なのかBとCの間なのか分からんっ
何とかケムシ君を探すも見つからない

もしかしたらBの高級スーツのポケットが開いてるからあそこにダイブしたのかもしれない。
ポッケからハンカチを取って口を拭おうとしたら、そこにケムシ君が…それはそれでオモロいじゃんかー

それにしても、もはやケムシ君が何処に行ったのかわかんなくなくなっちゃった

むむっ、ケムに巻かれた…orz