ホットドッグでの簡単ランチ後にメトロポリタン美術館に戻り、日本美術コーナーを攻めてみました。

Asian Artのギャラリーが54室(200-253)ある中、Gallery 223~232が日本美術に割かれていて、結構多いなという印象。鎧や刀は武器・鎧コーナーで飾られていたから、和モノ全体はもっと多い。

まず入り口の日本地図にうける。


北海道、本州、九州、四国の区分は当然として、古都以外にピックアップされてるのがやきものの産地。美濃、瀬戸、備前、唐津、有田…。確かに日本美術の展示と人口の多い都市とか関係ないよなー 。

伊藤若冲があった。


菊図

これは誰だったかなー


これも若冲だったっけ?

平家物語から熊谷直実


これも誰だったか…誰でもわかる浮世絵師だったと思うんだけど。

屏風や掛け軸の他に仏像があったり、着物が飾ってあったり、あとイサムノグチ。国内では見ないような日本美術ダイジェストっぷりで面白かった。上野の国立博物館の常設展を復習したくなった。教科書に載ってる銅鏡と踊る埴輪が見たい。

他にThe Metでまともに見たのは武器・鎧コーナー。日本の刀、鎧もたくさんあった。西洋の刀剣コーナーのレイピアとブロードソードの区別がさっぱり分からなかった。剣もそうだけど槍とか斧とか、刀と比べて随分重そう。特に金属製の全身鎧は正気の沙汰とは思えないね。着けたら身動き取れないよ、きっと。拷問だよー。

それとエジブト美術。神殿ごと持ってきてスペースもたっぷりと展示されていて見ごたえがあります。ルーブルにしろ大英にしろ、持ってき過ぎじゃない?エジプト人は複雑だろうなぁ。と思うけど、現地ではテロで破壊とか奪われたりとか皆無ではないから必ずしもひどいこととも思えなかったり。

このくらいで体力の限界が来て、写真、近現代絵画、彫刻等は完全スルーしてしまいました。何てもったいない。ニューヨーク観光は一通りして悔いなしだけど、メトロポリタン美術館はいつか再訪したい。2日くらいかけてじっくり見て回りたいなぁ。